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muppi’s diary

appleTVやHULUで見た映画や海外ドラマのあらすじや感想を紹介しています。

Huluで配信している海外ドラマ「ハンニバル」の見どころを語る

先日、どこだかのニュースサイトで、人々は余興として死を見たがる、というコラムを読みました。海外ドラマ版ハンニバルはまさに死が見世物となっているドラマといって過言ではない。

 そもそも時系列ドコ? 映画「羊たちの沈黙」ファンは見るべきか

レッド・ドラゴンの前日譚をオリジナルストーリーで描いているハンニバル

映画の舞台の時系列は以下で、海外ドラマ版「ハンニバル」は「ハンニバル ライジング」と「レッド・ドラゴン」の最中のストーリーだそう。

  1. ハンニバル ライジング」(2007年)
  2. レッド・ドラゴン」(2002年)
  3. 羊たちの沈黙」(1990年)
  4. ハンニバル」(2001年)

正直、映画のほうはだいぶ前に見たきりなのでレクター博士が人肉食を行っている以外、記憶はなかったが、映画は見てなくても問題なく海外ドラマ版を視聴できている。

うろ覚えではあるが、むしろ殺人や死体の描写は本家ともいえる映画版よりもリアルで凄まじい。映画版はレクター博士という至上最強の殺人鬼を描くサスペンス・ストーリーだったが、ドラマ版はそれに加えてサイコパスの残虐性や、彼らが世の中に紛れ込んでいる様子を描き、もはやサスペンスというよりもホラーとしての趣きのほうが強い。

サイコパスレクター博士を許容できるかで決まる

羊たちの沈黙では主人公に助言を与える賢者役としてのポジションだったレクター博士

海外ドラマ「ハンニバル」シリーズでは、レクター博士は、好奇心で人を殺人に駆り立て、自身も人肉を調理していく。

ウィルが視聴者の共感しやすいポジションとして配置されているのと対照的に、レクター博士サイコパスだといってしまえばそれまでだが、表情を変えずに嘘をつき、かわいがっていた少女を殺すなどと、終始不気味である。

 ゲーム・オブ・スローンズはHuluでも人気のシリーズで、残酷な描写が話題になっていたが、それは、中世ファンタジーあってのもので、生きるのに厳しいという舞台設定があったからこそだった。しかし、ハンニバルは、殺しのための殺しを追求する。グロテスク、残酷で悪趣味な悪の権化のオンパレードなのだ。

そしてその分析をウィルやレクター博士が行っていく。

レクター博士に感情移入はさすがにしないだろうが、まずメインの登場人物がここまで反社会的な行動をしていることが許容できるかで観るのを決めてほしい。

面白そう! と思えたら見るのはオススメ。

目を背けるようなグロテスクな描写の数々

FBIが登場する、あるいはメインとなる海外ドラマは数多い。

Huluで人気である海外ドラマのひとつ、クリミナル・マインドなんかと比べると、「ハンニバル」がいかに死を見世物として視聴者を楽しませようとしているかがわかるだろう。

こんな殺し方があるんだ、へぇ~となってしまう殺し方の連続なのだ。アニメのサイコパス1期も結構思い切ったグロテスク描写が多かったが、あれを実写で行っているのである。(しかもほぼ毎回。人間の想像力にはビックリ)

基本は侮蔑するために死体を破壊するか、芸術作品としての死体加工か、ただ死んだだけか。ハンニバルは前者2つの死体が数多い。

「芸術の域にまで高めている」とウィルやレクター博士が語る通り、いかれたサイコパスが作り出す死体は、キノコの温床にだったりトーテム・ポールになったりと突っ込みをいれずにはいられない。

でも、死体には注視してしまうパワーがある。まさに死は余興であり見世物であり、レクター博士に嫌悪感を感じながらも、同じ下劣な生き物であることを意識してしまうのだ。

若返ったレクター博士、これはイイ

アンソニー・ホプキンズのファンでもなんでもない私ですが、レクター博士はイイ感じです。上品なスーツがオシャレ。チェックのジャケットをさらりと着こなして、これだけ殺人を繰り返していながら、血まみれシーンはほとんどない。

レクター博士には美学があり、精神科医で、常に冷静で、最強で、ミステリアスでもある。ウィルに協力を惜しまない姿にはかっこいいな、と思える瞬間がないわけではない。それより不気味すぎるのが難だが。一緒に観ていた女性は、「レクター博士好き」と言っていた。

シーズン1が終わると突然面白くなるハンニバル

死体がすごいだけで大して面白くないかも……と思っていたシーズン1。

が、後半から怒濤の展開を見せて、面白くなっていきます。

キーパーソンは主人公(?)のウィル。

彼は他者に乗り移るように共感できるという直感能力を持ち、殺人現場に駆り出されては分析を続けていく。そのうちに、ウィルは幻覚や発作に悩まされるようになっていく。精神世界は苦手なので途中でだれてたのですが、シーズン1終盤からウィルが変身を遂げるのだ。

BL的なお楽しみも? レクター博士とウィルの関係性

1話でさっそく現場で分析を行うウィルと、それを頼もしそうに見るレクター博士

レクター博士は、ウィルを自分の理解者として最初から見ていた。

シーズン2では、お互い本当の理解者となり、レクター博士は自分の知っていた高揚感や喜びをウィルに伝えていく。ふたりきりで食事をするシーンはやたらとエロティックで、このふたりの関係性の変化も海外ドラマ版ハンニバルの楽しみといっていいだろう。

まとめ

ストーリー:★★★☆☆

キャラクター:★★★★☆

グロテスク度:★★★★★

総合:★★★☆☆

残虐描写と若干もたついたストーリー展開がマイナスだが、一方で他シリーズではなしえない 残虐描写がやはり見どころといえる。漫画ではあるが、「イノサン」や「多重人格探偵サイコ」などが好きな人にはたまらないだろう。

もしハンニバルシリーズが大好きで上記の漫画を知らない人がいたら是非読んでみてほしい。

 

 

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