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muppi’s diary

appleTVやHULUで見た映画や海外ドラマのあらすじや感想を紹介しています。

【ネタバレ中】たまご寿司ちゃんが欲しくなる!「デッド寿司」

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写真提供:ぱくたそ

どうして日本人は、そして海外は寿司が、Sushiが好きなのか。

今日もFacebookで流れてきたこのニュース、「Slush Asia」が一瞬「Sushi Asia」に見えてしまったむっぴーです。

startup-gogo.com

作品データ

製作年:2012年
製作国日本
配給ウォーカーピクチャーズ
上映時間92分
映倫区分PG12
監督井口昇
キャスト武田梨奈/松崎しげる/須賀貴/亜紗美

あらすじ

片腕マシンガール」「電人ザボーガー」の井口昇監督が人食い寿司の恐怖を描いた異色のパニック映画。伝説の寿司職人を父に持ち、自身も職人を目指していたケイコだったが、修行の厳しさに耐えかねて逃げ出してしまう。田舎の温泉旅館で仲居の職を得たケイコは、女将に叱責されながらも、元寿司職人の澤田の優しさに支えられてなんとか働き続ける。しかし、ある日、怪しい男が旅館を訪れ、評判の寿司料理に薬を注入。すると寿司が血に飢えた殺人寿司へと変貌し、宿泊客を次々と血祭りにあげていく。主演は「ハイキック・ガール!」「KG カラテガール」の武田梨奈

引用:デッド寿司 : 作品情報 - 映画.com

エロあり、馬鹿あり、下ネタありと三拍子揃ってます。食べ物だけにゲロネタ「グェエ~」と吐きそうになりながらの生卵を交換しながらのキス(しかも本筋に関係無い!)、結構これはキツイです。グロよりもゲロに注意しろよ! ってなんて注意を喚起させる映画なんだ……。

ネタバレ

寿司職人を目指すケイコが伝説の寿司職人の腕前を持つ父に稽古をつけられているところから冒頭は始まります。「デッド寿司」を観ようと思う人は誰もシリアスとは思わないでしょうが、ホラーコメディというジャンル名通り、当たり前のように、腕に鉄アレイつけたりとおふざけみたいな特訓が行われるオープニングです。

 父との厳しい修業との結果、ケイコは寿司職人を挫折し、倒産寸前の温泉旅館の仲居になってしまう。

でこの温泉旅館が主人はぼんぼん、女将は板前と浮気、板前は平気で手を抜いた寿司を出す、とクソみたいな旅館であり、そこにやってきた製薬会社の団体客(でも数名……)もまた同様にクズ。社長は寿司が大好物で、寿司が売りのこの旅館を選んだという。

さて、先輩の仲居にいびられて、団体客の前で盛大に失敗して落ち込むケイコだったが、そこに庭師の松崎しげるが現れ、ケイコの手を「何にでもなれる手」と評する。口ぶりからするとただの庭師ではなさそう。何者だよこのおっさん。松崎しげるだから最後まで死なないんだろうな。

すぐに死ぬ雑魚キャラカップルが現れる際も後ろに「公衆トイレはこちら」みたいな看板の前、と小ネタを仕込むのにも余念がない。

この雑魚キャラカップルは旅館のゴミ捨て場から寿司を拾って食べていたホームレスを馬鹿にしたことで速攻死にます。

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写真提供:ぱくたそ

さてこのホームレスの正体は……。

というところでまだデッド寿司は出て来ません。出て来るまでが結構長い。しかし常に小ネタを仕込みつつコントのような運びで笑わせてくれます。

場面変わって、先ほどの製薬会社数人の宴会。そこにまさかのホームレス乱入。

なんとホームレスは数年前までこの製薬会社の社員で、死体を蘇生する新薬を研究していたという。この時の思い出シーンが、なぜか暴れる鹿w

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写真提供:ぱくたそ

失脚して恨んでいるというホームレスだったが、この説明を終えればもう映画的に用はなかったらしく、後ろから銃で撃たれ、死にます。

その時に寿司に新薬を注射して……。

デッド寿司誕生!!

凶暴化してしまうという言葉通り、ネタに牙が生えます。

空も飛びます!

「きゃはは」とか笑います。←これが、結構カワイイ!

日本人は八百万信仰があると言われますがどうして寿司ネタにまで魂をもたらそうと井口監督は考えたんだろうか。

お約束ですね。他のネタを感染させていきます。

デッド寿司っていうか、ゾンビ寿司やん。

交尾もします。小さい寿司が無数に生まれた時は爆笑した。寿司の可能性は無限大だ。

寿司を食べていると、実はデッド寿司でした! みたいなことが起きたり、騒動のお詫びをしろ! と女体盛りを要求されたり、その女体がゾンビ寿司でスプラッタになったりと、盛りだくさん。

その最中、ケイコはかわいいたまご寿司に出会います。

もう「デッド寿司」のハイライトはここ! というくらいかわいい。

最初はケイコを襲おうとするんだけれども、ケイコの味方になり、歌を歌ったり、「ケイコ、頑張れ、ケイコ」と肩に乗って応援してくれる。女子ならぜったい「卵寿司ちゃんかわい~欲しい~!」ってなっちゃう。マジでこれに尽きる。

混乱に陥った旅館だったが、最後の一押しでホームレスは生きていた。自分の手で社長を殺すと決めたホームレスは新薬を自分に刺しマグロ魚人として生まれ変わる。

この圧倒的にクオリティの低いマグロのつくりもの。これはない!!(笑)

このマグロ魚人に追われて、倉庫に逃げ込む生き残りの一行。

ここにきて脳細胞を寿司にやられた寿司ゾンビまで登場。口の周りは飯粒だらけ……ちょっと気持ち悪い。

この倉庫でケイコは魚人とカンフーで戦い始める。

デッド寿司を倒すのは……そう、謎の庭師・松崎しげる!!

彼は元々板前だった。しかしカッとする性格がもとで妻を刺し殺していた過去がある。そのトラウマで包丁が握れなくなっていたのだが、このトラウマを克服、自身のシャウトによってデッド寿司たちを無力化、牙を抜いて普通の寿司にしたてはじめる。意味がわからんと思うが本当にそうなのだからしょうがない。

「安心しろ。神経細胞は抜いてある」

最後はこの松崎しげるの仕立てた寿司を食ってケイコは家に戻ることを決意する。

まとめ

大枠としてケイコの行きて帰りし物語になっています。

加えて最後はハートフルなので、読後感は思ったより悪くないです。

ネタっぽさに溢れつつ、演出がよくも悪くも安っぽいつくりで、スプラッターとかよりはコントっぽいノリなので、あまりにも鬼気迫るような怖さはちょっと……って方にもおすすめです。