【ネタバレ中】ウェントワース女子刑務所 シーズン3 #1 仰せのままに
1話「仰せのままに」まとめ
- 娘の敵討ちを果たしたビーは終身刑を下される
- 理事会のやり玉にあがった看守長、ジョアン・ファーガソンはビーを掌握しようとするが、逆にビーは囚人達への過剰な処罰に異議を申し立てる
- ビーはファーガソンの弱みが理事会にある事を知り、刑務所で騒ぎを起こして刑務所を掌握しているのはファーガソンではなく自分だということをファーガソンに宣言する
1話「仰せのままに」詳細
娘の敵討ちを果たしたビーは最高裁で終身刑が決定します。しかし、世間の同情票も集め、一部の女性達からは英雄視され始めます。
いっぽう、理事会からやりだまに挙げられる看守長のジョアン・ファーガソン。次にヘマをしたら解雇すると脅されます。
ファーガソンは焦りのままフランキーにビーの情報を急かしますが、逆にフランキーから「あんたこそ私の敵を排除する約束は」と言われてしまう。
「対処した」
「ビーはまだだ」
「協力してほしければ見返りを」
「そっちこそ」
確かにフランキーからしたら、情報が不確実とか間違っているとか言われるだけじゃカチンときますね。いちど成立しかけた協力関係は一旦ここで破棄されるようです。
ちなみにシーズン2で麻薬の取引をやめるようにビーに言われたフランキーは鶏肉に隠すという天才的なアイディアでまた麻薬を刑務所内にもたらそうとしています。ビーはその動きを見越しているようで釘を刺しますが、このフランキーの動きが今後どう絡んでくるやら……。
一方、ビーは精神科医との面談を果たし、そこでファーガソンが理事会への点数上げのために過剰な処罰をしているのではと勘づく。
さて、リズは隔離棟にいたが、ファーガソンの自分の支配力を知らしめるという目論見により、一般棟に戻されてしまう。しかしリズは麻薬の密告をして隔離されていたのだ。一般棟に戻れば報復が待っている。ビーはファーガソンに抗議するが、逆に独房に入れられてしまう。果たして、ビーの耳には警報が届いた。リズがやられてしまったことを察する。
もともとこういったことを予測していたビーは、食事のトレイに印を付けるという方法で腹心のマキシンに合図を出し、刑務所で騒ぎを起こさせる。
さらに別で動いていた囚人達にヴェラを人質にさせる。ここで看守長のファーガソンも中庭の騒ぎは囮だと気付くが、ビーは独房を脱出。
ビーのかわりに、独房に入れられたヴェラは首筋に突き立てられた針を思い絶望。
↑すぐに助けてくれると思っていたファーガソンが、最初自分を見殺しにすることを選択したからですね。きっとここからファーガソンへの不信感につながっていく伏線だと思います。ふびんなヴェラに期待。
「看守長と話がしたい」
中庭に脱出したビーは、もうここでも英雄扱い。ビー! ビー! と囚人達から連呼されてます。片手をあげ、それを止めるビー。それを見てファーガソンは自分が思っていたよりもビーの支配が囚人達におよんでいることを実感します。
ビーの要求は、
「誰も処罰しないで。どんなことでも私に相談して」
ファーガソンにとって最大の屈辱とも思える要求を皆の前で言い渡すビー。
「ここを仕切るのは私よ」
そしてその言葉どおり、囚人達は武器を置いて戻って行きます。最高にかっこいい終わりでした。